学校長より
 
 
2017年5月学校だより

 
長 田所 泰久  
 
 

「やればできる」                           

「やればできるのに…」、「まじめに熱心に学習しているわりには、学力がついてこないなあ」と、学校生活において重要な位置を占める『学習』ですが、「なぜ、学習に向けて、やる気が起きないのだろう」と考えたことがありませんか。

 「やる気」…、モチベーションとも言い換えることができますが、どんなときに、みなさんのモチベーションはあがりますか。

 成績があがると小遣いがもらえる、好きなものを買ってもらえる、などの報酬があれば、モチベーションがあがることがあります。しかし、こういった報酬を目的としたモチベーションは、一時的なものになりがちで長続きしないものです。長続きする「やる気」とは何でしょうか。

人間は、簡単には成功できない目標をクリアすることができれば、高い価値を見いだします。そして、成功するか、失敗するか五分五分のときにもっとも「やる気」が出ると言われています。

すなわち、学習についてやる気になるのは、「半わかり」の状態です。まったくわからないことに対しては、やる気が出てきません。すべてわかっていることには、あらためて興味を示すことはありません。「半分わかっていて、半分わかっていない状態」、これがポイントです。

なお、失敗を恐れる傾向が強い人は、難しい課題に取り組みたくありません。こういう場合には、最初は、ある程度やさしい問題からスタートし、成功を積み重ねていくことに効果があると言われています。

 長続きする「やる気」が芽生えるのは、その学習自体がおもしろく、習得することに意義を感じている状態です。そういったときは、学習行動それ自体が目的となっています。こういう状態になれば、自分自身が自発的に学習をコントロールできるから、望ましい学習状況ともいえます。

 学習がおもしろいと感じるのは、単純に授業内容がおもしろい、といったことではなく、「わかった」という達成感のあるときのようです。

学習を、スポーツに置き換えて考えてみましょう。スポーツもちょっとうまくなると、やる気になりますね。試合に勝ったりすると、やる気が高まります。学習もスポーツも共通する部分がありそうです。

5月…、活躍の機会や場所がたくさんあります。生活を充実させる季節です。みなさんの、「やる気」にあふれた元気な姿を楽しみにしています。



・グランドデザイン

・学校教育目標
「温かい学校 感動あふれる学校」

・目指す学校像
○時を守る ○場を清める ○礼を尽くす

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