学校長より
 
 
2016年8月学校だより

 
校 長  永 岡 良   
 
 「不可能」の反対語は「可能」ではない

いよいよ明日から夏休みです。担任の先生から渡された通知票を見ながら、ぜひこの1学期を振り返ってみましょう。学校総合体育大会での活躍、3年生の修学旅行、1・2年生の校外学習とどの学年も行事を中心に成長が見られた学期でした。しかし、個人的には反省点や2学期以降に向けて修正しなければならない点がある人も少なくないはずです。一人ひとりがそのことをしっかりと受け止め、この夏休みから成長のための一歩を踏み出しましょう。

最近、皆さんのことで少し気になる話が聞こえてきます。それは苦手な事や嫌いな事を避けて通ろうとする、あるいはそのようなことから逃げようとしている人の話です。人は誰でも得意な事や好きな事には前向きに取り組むことができるものです。一方で、苦手な事や嫌いな事にはどうしても背を向けてしまう傾向があります。しかし、大人になっていく過程で、そのようなことにも果敢に挑戦し、正面からぶつかり乗り越える経験は絶対に必要です。

大リーグで、「背番号42」がすべての球団で「永久欠番」になっていることを知っていますか。「42」は黒人初の近代メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの背番号です。人種差別が当たり前であった時代に黒人がメジャーリーグに挑戦することは私たちの想像をはるかに超える困難なことでした。ロビンソン選手は観客の卑劣な野次や批判を受けることに加え、相手チームの投手からは何度も何度も頭めがけてボールを投げられたそうです。しかし、ロビンソン選手は決して報復などせず、常に紳士的な態度をとり、自らのプレーで周囲を黙らせていきました。やがて、ロビンソン選手の人柄と実力は認められ、新人王やMVPなどを獲得、チームの優勝にも大きく貢献しました。そのロビンソン選手は「『不可能』の反対語は『可能』ではない。『挑戦』だ。」という名言を残しています。

「挑戦」というと何かとても大きなこと、難しいことにチャレンジする印象をもちますが、決してそうではなく、小さなこと、初めてやること、いやなこと、苦手なこと、大変そうなことに取り組むのも立派な「挑戦」だと思います。

リオデジャネイロオリンピックが行われる今年の夏休み、きっと多くのアスリートの「挑戦」から私たちは多くの感動をもらうことでしょう。そんな選手たちに刺激を受け、私たちも自分なりに「挑戦」の夏休みを送りたいものです。



・グランドデザイン

・学校教育目標
「温かい学校 感動あふれる学校」

・目指す学校像
○時を守る ○場を清める ○礼を尽くす

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