校長あいさつ
「ごあいさつ」
校 長 高久 正行
本校は、昭和55年4月1日に土合中学校並びに大久保中学校から分離独立し、旧浦和市内で16番目に開校した学校です。この辺りは、昭和40年代までは「峰岸たんぼ」と呼ばれる稲作地でした。昭和39年に埼玉大学が移転してきてから、人口が増え、宅地化・都市化が進み、かつてのような田園風景はまったく見られなくなりました。本校の敷地は、白鷺が飛来し、ザリガニ採りでにぎわった沼があった場所を埋めたてて建てられました。
令和6年5月1日現在の生徒数は494名、学級数16学級(うち特別支援2学級)です。学区は桜区の中島、栄、上大久保、下大久保、大久保領家、神田の一部の集合体で、飛び地等もあり把握が難しい地区になっています。学区の一番北東寄りに学校が位置していることから、自転車で通学してくる生徒もいます。
本校の学校教育目標は、「温かい学校 感動あふれる学校」です。そしてこの学校教育目標を受け、「上中生のモットー」を ~共に協力して、感動を体験しよう~ としています。中学校3年間は人格の基礎をつくる大切な時期です。義務教育の究極の目標は「生きる力」を身につけることです。そのためには様々なことに興味を持ち、幅広い知識や教養や技能を身に付け、色々な人とのコミュニケーションの輪を広げていくことが不可欠です。様々なことに興味を持つと、その量に比例して自分の夢や可能性が広がります。幅広い知識や教養や技能を身に付けると、多くの事に気が付き、感動する機会も増えていきます。多くの人と接し、その人のよさを受け入れると多くの友人ができるはずです。だからこそ中学校3年間で「共に協力して、感動を体験する」ことが必要だと考えます。
今年で45年目を迎えた上大久保中学校の歴史は、保護者・地域の皆様に支えていただいた歴史でもあります。あらためて開校45年の歴史の重みを感じると共に、急速に進む子どもたちの環境の変化の中で、「不易と流行」を見極めながら、これから直面する「予測不可能な時代」を強く生き抜きぬくことができる子どもたちを育てていきたいと思います。
・学校教育目標
「温かい学校 感動あふれる学校」
・目指す学校像
○時を守る ○場を浄める ○礼を尽くす
「子どもの無限の可能性を求め、実践する学校」を目指して
共に高め合おう 創ろう感動体験 ~花と緑 潤いのある学校~